だいぶご無沙汰になってしまいました...😅
こまめにブログとかSNSアップしてる人って本当すごいと思います...🥺✨
今までのお話は、インドネシア人の旦那と出会ってから起きた出来事の中で伝えたいこと、インドネシアのバリ島の田舎から日本にやってきた彼が大学院を卒業して就職、パワハラで退職、無職のままの結婚生活が始まったお話しを書きました。
今回は、「その失業生活が以外とメリットが多かったこと」「職を失ってからこそ気づいた大切なこと」を書きたいと思います😊
この出来事は去年の夏のお話なのですが、今はちょうどコロナの影響でリアルに感じられる方も少なくないんじゃないか...と思います。
約もう一年半前、彼が就職した時は2人のフルタイムのお給料で生活には困らない余裕があって、(逆に足りないと思ってるくらい)
もちろん物欲もあって自分にも今まで通りお金を掛けて過ごしていました。
そして彼が失業してなかなか就職が決まらなかった最初の数ヶ月は、いろんなことを節約したりして慣れなくて大変だと思う事もありました。
「このまま私だけのお給料で生活出来るかな」
「フリーのお仕事も安定するようになるのかな」
「彼が仕事が決まらないことで自分を追い詰めたりストレスを感じてないかな」
もちろんいろんな不安もありましたが、生活していく中でたくさんの大事な事に気づかされ考え方が変わっていきます。
1、収入が減ったことにより上がった幸福度
1番はこれです。
お金の価値観が大きく変わりました。
例えば食。
外食にしても今までは普通の居酒屋さんだったのを安いファミレスやチェーン店へ変更。
彼が失業中はたまに行くファミレスでさえ贅沢に感じるくらい金銭感覚が変わっていました。
以前は当たり前に食べてた外食も
「この前のありがたい収入によって食べられるありがたい外食だな〜」と思うようになり、
安いファミレスでも満足して「美味しい!幸せ!」と感じられるようになりました。
彼がある時ファミレスで言いました。
「今この食べてるものってさ、美味しくて幸せって思うじゃん?でももしお金持ちになったら、今より高級なものいっぱい食べてこんな美味しいものも美味しいって思わなくなるんだろうな。私そんなの絶対いやだよ、怖い!だったら一生貧乏の方がいいよ!」と。(笑)
あ、そっか。
自分の持っているお金でどこまで、そしてどのように幸せを感じられるのかは自分の考え方次第なんだな。そう思いました。
そのあと「お金の価値観」に興味を持ってお金に関する本を何冊か読んで面白いと思ったことがあったので引用しつつ紹介したいと思います。
「イースタリンの逆説」
アメリカの経済学者リチャード・イースタリンさんが唱えた説で
「貧しいときには収入が増えると幸福感が増す。しかし年収が一定レベルに達すると、それ以上、収入が増えても幸福感は変わらない」というもの。
年収が700万を超えたあたりから、収入が増えることで得られる幸福感が小さくなってきます。なぜなら、自分にとってのお金の適量をわかっていない人は、満足感や充足感を得られる「使い方」ができていないから。
すると、「こんなに頑張って働いて、以前よりも収入が増えたはずなのに、おかしい」と感じるようになり、そこでさらなる幸福感を得るために、それほど欲しいわけではないもの、必要性の低いものにも大金を投じるようになります。
高級車、ブランド品、豪華な旅行...
しかしそれは本当にその人が求めている「お金の使い方」ではないので、いくら消費しても満足感や充足感には繋がらないのです。
その結果、一部の人たちは自分の身の丈を遥かに超えるようなモノに手を出し始めます。
彼らはお金を使うことで、幸せが得られると錯覚してしまい、最終的には家計が破綻するまで、使い続けてしまうのです。
これを読んで、彼がファミレスで言った事の答えが少し見えた気がしました。
周りにお金はもってるけどなんだか幸せそうじゃない人、いっぱいいますよね。
私もお金はあるだけ幸せになれるんじゃない?と思ってたのでハッとさせられました。
幸せになるためにより大切なのは、
自分にとってのお金の適量を理解し、十分な額のお金の稼ぎ方を知り、生きたお金の使い方をすることだそうです。
ちなみに彼は元々もったいない精神が旺盛!な性格なので...😅(もしかしたら国民性かも🇮🇩)
外食は安くて量が多くて美味しくないと満足しません👦🏽笑
あ、ただの食いしん坊かも😂
そんなもったいない精神の彼の国「インドネシア」は彼の家族や周りのインドネシア人を見ていても幸福度が高い人が多い気がします。
日本の「2020幸福度ランキング」は過去最低の62位まで順位を落としており、もちろん先進国で最低です。
世界一と言っていいほど安全で、便利な物に囲まれて食べる物にも困らない生活でも発展途上国の人たちより幸せを感じられないと言うことはやはりものごとの捉え方、価値観の違いなのかなと思います。
なので、このお金の価値観について気づけた事は彼が失業していなかったら多分気付いていなかったことだと思うので失業してくれたことに感謝しています😊
2、失業のおかげでできた知識や経験、スキルアップ
失業中、彼は毎日何をしていたかと言うと...
ずっと勉強していました。
夜中までずっと仕事かのように目にクマを作りながらパソコンの前に座っていたのを覚えてます😅
私もせっかく仕事をするなら自分が得意なこと、好きなことで何か仕事をして欲しいとは思っていたので何か頑張ってるなー😮と陰ながら(笑)応援していました😊
この失業したからこそ得られた時間。
今のスキルや知識、彼自身スキルアップする事が出来たのも失業したおかげです。
そして2020年春に無事、映像制作会社さんでCGを中心にお仕事させていただけることになり今はそちらでお世話になっています✨
もし失業していなかったら...
特に興味のある仕事ではないけどお給料はいいのでそれはそれで安定した幸せな日々を過ごしていたかもしれません。
しかし、失業したことにより自分の好きを仕事にする事が出来たのです😊
もちろん彼自身の努力もあって。
人生何があるか分かりません。
今コロナで辛い思いをされている方も...
努力によりピンチをチャンスに変えられることを願ってます!
3、2人の時間を大切に出来、いろんなことに挑戦出来た!
最後に、これはおまけみたいなものですが...
失業中は時間がたっぷりあるので私の休みには2人でたくさん遊びに行きました😊
限られた収入での生活、結婚式もあり普段あまり贅沢は出来なかったけど...
YouTubeやってみたり(笑)音楽活動したり🎸いろんなお店PV撮影しに行ったり📸動画コンテスト応募したり...
あの頃はとにかくいろんなことに挑戦して毎日必死だったけど今より小さな事でも幸せを感じてた気がするな〜と思います。
今は彼の仕事が忙しいのとコロナもあり、なかなか思い出作りは出来ませんが...
生活が安定したおかげで無事引越しも出来、1Kシングルベッドのマンションから解放されw
快適な日々を過ごしております😊✨
失業時間は2人にとって数年分のいい思い出作りになったかなと思います☺️
と言うことで私たちが経験した「失業」は実はメリットの方が多かった!というお話でした😊
ではまた次回で✨